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石原祐介。声楽家(バリトン)、合唱指揮者、ボイストレーナーとして一所懸命に日々を生きる、音楽家のブログ。

「今年の学び」第2弾 ① (WS第1日目~2日目)

本山秀毅コーラス・ワークショップ2018
~真夏の京都でクリスマス・オラトリオを歌う


第1日 ワークショップ
2018年7月20日(金) 
18時~21時 指揮コース+合唱コース
鴨沂会館・新館ホール

第2日 ワークショップ
2018年7月21日(土)
10時~20時 
指揮コース+合唱コース+独唱+オーケストラ
日本基督教団 洛陽教会

第3日 修了演奏会
2018年7月22日(日)
14時~17時 公開リハーサル
18時~21時 修了演奏会 (18時30分開演)
京都文化博物館・別館

講師:本山秀毅(大阪音楽大学学長)
指揮:指揮コース受講者
ソプラノ:片山美穂
アルト:藤居知佳子・横町あゆみ
テノール:眞木喜規
バス:津國直樹
オーケストラ:アンサンブルW-O
合唱:合唱コース受講者、京都バッハ合唱団


本山WS楽譜

5月の全日本合唱連盟主催の「コーラスワークショップinひろしま」での合唱指揮マスタークラス受講に続き、
「今年の学び」第2弾として、大阪音楽大学学長、本山秀毅氏によるワークショップの指揮コースを受講しました。
取り上げられた作品は、J.S.バッハによる「クリスマス・オラトリオ」第1部から第3部。
降誕節第1日から第3日までの祝祭感あふれる作品です。

前回、本山先生によるこの講座を受講したのは、1998年のことでした。
その時の作品は、A.ヴィヴァルディの「グロリア」でした。
前回は何もできないまま、良く分からないまま終った、苦い思い出だけが残っています。

今回は、クリスマス・オラトリオを学ぶだけではなく、
この20年の間に自分は何を学んでこれたのか、そしてその学びは無駄ではななかったのかどうか、
さらに今後何を意識して学び続けていくべきなのかを知るために受講しました。

***************

第1日(7月20日)
本山WS1日目
初日は、合唱コースの方とご一緒に、合唱の曲を練習しました。
昔から本山先生と数々のカンタータ、オラトリオをご一緒させていただく中で、
テキストを表現するために、調性、曲のテンポ、曲想、アーティキュレーションを意識しなければならない事を
学んできましたが、この日のご指導もそれを強く意識したご指導でした。
本山先生の解説を伺ってから歌うと、とたんにテキストだけでなく、
音楽までも生き生きとしてくるのはとても興味深かったです。

***************
第2日(7月21日)
本山WS2日目

2日目は、洛陽教会にて。
10時からオーケストラ、ソリストとともに、独唱曲、重唱曲、レチタティーヴォを、
16時から合唱コースの方々と合唱曲に取り組みました。

私は、以下の曲で指揮をし、ご指導を受けました。

♪第4曲アリア(アルト) 「備えなさい、シオンよ」
元々は違うカンタータで用いられたものを転用した曲です。
いわゆるパロディといわれるものですが、原曲と比べて、アーティキュレーションが大幅に改訂されており、
新たに作られた曲と言っても過言ではないくらい素晴らしい曲に生まれ変わっています。

本山先生、ソリストの方からは、
・8分の3拍子を几帳面に指揮をしすぎるために舞曲としてのリズム、フレーズ感が表現できていない。
・フレーズはやはりテキストに由来する。
・奏者の自主性を信頼すること。
とアドバイスをいただきました。

♪第7曲コラールとレチタティーヴォ(ソプラノ合唱とバス独唱) 「彼は地上に貧しい姿でやって来ました」
ソプラノ合唱が歌うコラール(=讃美歌の歌詞を引用、教会の立場をあらわす)と
バス独唱が歌うレチタティーヴォ(=質問者、個人としての信者の声を代弁している)の対話が行われています。
対話を通して、バスはキリストが真に偉大であるということの確信を得て、次曲につながります。
コラール部分とレチタティーヴォ部分が交互に現われるため、テンポの切り替えなどが難しい曲です。

本山先生からは、
・無事故でよかったが、スピード違反。(コラール部分のテンポが速すぎた)
と言われました(笑)

♪第10曲シンフォニア
第2部の第1曲目であるこの曲は、カンタータの形で作られているこのオラトリオの中では珍しく、
器楽のみで構成されています。
フルートと弦楽器が天使をあらわし、オーボエ・ダモーレとオーボエ・ダカッチャは野の羊飼いをあらわしています。
これらの楽器群の対話を通して、羊飼いたちの戸惑いや逡巡が表現されており、
だんだんとお互いが一緒に奏でられていくことで、天と地が一体になるかのように統合されていきます。

緊張と勉強不足で、まったく上手くいきませんでした。

本山先生からは、
・細かいリズムを出そうと意識して指揮をしすぎるために8分の12拍子の優雅さ、柔らかさ、おおらかさが消えている。
・もっと奏者を信頼すること。
・細かく指示を出しすぎない。
・音楽の起伏をもっと意識する。
とアドバイスをいただきました。

(今年の学び第2弾 ②へと続く)
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プロフィール

石原祐介

Author:石原祐介
Yusuke ISHIHARA

声楽家(バリトン)
合唱指揮者
ボイストレーナー

公式プロフィールはこちら
もっと長い版(笑)はこちら

現在

 京都市立芸術大学(紹介
   音楽学部非常勤講師

 JCDA合唱指揮者協会
   会員

 大阪シンフォニッククヮイア
   合唱指導者

 京都バッハ合唱団(紹介
   団員

 上方オペラ工房
   メンバー

 アンサンブル・ルーチェ
   トレーナー

 合唱団ミクロコスモス
   ボイストレーナー

 男声合唱団アルシェ(紹介
   団員

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